任天堂

| 会社名 | 任天堂株式会社 |
|---|---|
| 英文表記 | Nintendo Co., Ltd. |
| 代表者 | 代表取締役社長 古川 俊太郎 代表取締役 フェロー 宮本 茂 |
| 所在地 | 京都市南区上鳥羽鉾立町11-1 |
| 創業 | 明治22年9月 |
| 設立 | 昭和22年11月 |
| 資本金 | 10,065,400,000円 |
| 事業内容 | 家庭用レジャー機器の製造・販売 |
| グループ会社 | 27社(2025年3月期決算時点) |
| 従業員数 | 連結社員数 8,572名(2025年9月末現在) 単独社員数 3,078名(2025年9月末現在) |
| 売上高 | 1,164,922百万円(2025年3月期) |
| 営業利益 | 282,553百万円(2025年3月期) |
経営方針
会社の経営の基本方針
「娯楽を通じて人々を笑顔にする会社」として、健全な企業経営を維持しつつ新しい娯楽の創造を目指しています。
事業の展開においては、世界中のお客様へ、かつて経験したことのない楽しさ、面白さを持った娯楽を提供することを最も重視しています。
会社の利益配分に関する基本方針
会社の成長に必要な研究開発や設備投資等を内部留保資金でまかなうことを原則とし、将来の経営環境への対応や厳しい競争に勝ち抜くため、財務面での健全性を維持しつつ、株主の皆様への直接的な利益還元については、各期の利益水準を勘案した配当により実施することを基本方針としています。
具体的な配当の算出については、連結営業利益の40%を配当金総額の基準とし、期末時点で保有する自己株式数を差し引いた発行済株式数で除した金額の1円未満を切り上げた金額か、もしくは連結配当性向60%を基準として1円未満を切り上げた金額の、いずれか高い方を、1株当たり年間配当金として決定します。
また、中間配当については、中間期の連結営業利益の40%※を中間期末の配当金総額の基準とし、その時点で保有する自己株式数を差し引いた発行済株式数で除した金額の1円未満を切り上げた金額を中間配当金とすることにしています。
なお、内部留保した資金は、斬新で魅力ある製品を継続して提供するための必要資金として、また、新技術の研究や新企画の製品開発、生産体制の拡充及び原材料の確保、広告宣伝を含めた販売力の強化のほか、必要に応じた自己株式の買入れ等にも、有効に活用していきます。
目標とする経営指標
エンターテインメントの業界は、常に新しい楽しさと面白さを持った商品やサービスを提供することを求められており、当社グループはそれを追求することで、継続性のある健全な成長と利益の増加による企業価値の向上を目指しています。また、娯楽品は、その特性から開発に不確定要素が多く、さらには競争の激しい業界であることから、柔軟な経営判断を行えるように特定の経営指標を目標として定めていません。
CSR
任天堂に関わるすべての人の笑顔にする
CSRに関する任天堂の考え方
任天堂は、「任天堂に関わるすべての人を笑顔にする」ことをCSR活動の目標に掲げています。
「任天堂に関わるすべての人」とは、ステークホルダーのことを指しています。任天堂のステークホルダーには、お客様はもちろん、サプライチェーンで働く方々、任天堂の社員、株主・投資家の皆様に加え、地球環境も含まれます。
気候変動への対応や責任ある調達活動、働きがいのある職場づくりなど、持続可能な社会の実現に向けた取り組みは、年齢、性別、過去の経験にかかわらず人々を笑顔にするという任天堂の挑戦と密接に関わっています。
任天堂は、「関わるすべての人」の期待を理解しそれに応えること、そして事業活動を通じて笑顔をお届けすることを、持続可能な社会の実現に向けて果たすべき役割と考え、取り組みを続けます。
CSR重点項目
任天堂は、「任天堂に関わるすべての人を笑顔にする」活動を推進するために、CSR重点項目を設定しています。
CSR重点項目の設定プロセス
Step 1 CSR課題の抽出
任天堂(日本)のCSR推進部門がGRIスタンダードなどの国際基準を参考に、海外子会社のCSR担当者を交えて、任天堂を取り巻く社会の状況も踏まえながらCSR課題を抽出します。
Step 2 CSR重点項目の特定
Step 1で抽出した課題について、社会へのインパクトと任天堂へのインパクトの2軸でリスクや機会の大きさを分析し、優先順位をつけます。そのうえで外部専門家の意見も聞きながらCSR重点項目の候補を定めます。そして、任天堂(日本)のCSR推進部門のメンバーと海外子会社のCSR担当者によるミーティングを開催して意見交換を行い、CSR重点項目を特定します。
Step 3 CSR重点項目の決定
Step 2の結果について海外子会社CSRチームを含む「CSR推進プロジェクトチーム」にて合意したうえで、経営層に報告し、CSR重点項目を決定します。
4つのCSR重点項目
任天堂では、上記のプロセスを経て2024年度は「お客様」「サプライチェーン」「社員」「環境」という4つのCSR重点項目を設定しています。
お客様
お客様に安心して遊んでいただくために、安全で品質の高い商品・サービスを提供することを目指しています。
重要課題
・製品の品質・安全
・安心して遊んでいただけるゲームソフトやサービス
・顧客プライバシー
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サプライチェーン
サプライチェーン全体でCSR活動を進めていくことが、生産現場で働く人の労働環境の向上だけでなく、高品質な製品の生産につながり、最終的にお客様の笑顔につながることになると考えています。生産パートナーとのコミュニケーションと相互理解を重視して、サプライチェーン全体でお客様の笑顔のために協働していきます。
重要課題
・任天堂のCSR調達
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社員
さまざまな社会的背景を持つ社員が、「関わるすべての人」を笑顔にするために働いています。グローバル企業として、任天堂の競争力の源泉である社員が働きやすい環境を整えていくことが大切だと考えています。
重要課題
・多様性、公平性、インクルージョン
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環境
社会からの期待に応え、次世代によりよい環境を残していくために、オフィスにおける環境配慮はもちろん、設計から販売後の修理・サポート、リサイクル対応に至るまで製品に関するさまざまな側面において、環境負荷低減に取り組んでいます。
重要課題
・気候変動への対応
・資源の有効活用
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CSR推進体制
任天堂は、任天堂(日本)の総務本部長のもとCSR活動の取りまとめやサポートを行う「CSR推進プロジェクトチーム」を設置し、グループ全体で連携しながらCSR活動の推進を行っています。また、CSR活動をグローバルで進めていくために、主要な海外子会社にCSRチームを設置して、各国の活動状況をグループ会社間で共有しています。
CSR推進プロジェクトチームは、CSR重点項目を含むCSR活動に関する重要な事項を経営会議へ報告し、その指示のもとCSR活動を実施しています。取締役会は、CSR活動に関する重要な事項の報告を受け、その活動を監視しています。

グローバルCSRミーティング
「CSR推進プロジェクトチーム」のメンバーが集まるミーティングを定期的に開催しています。ミーティングでは、CSR重点項目など経営会議で審議する事項を決定しているほか、CSR課題の進捗状況の報告やそれに基づく意見交換を行っています。
社内浸透
任天堂は、CSRの重要性について社員一人ひとりへの浸透を図っていくため、さまざまな取り組みを各国で進めています。
任天堂(日本)は、新入社員に対するセミナーを実施することにより、理解と協力の促進を図っています。
米国任天堂は、「CSR委員会」が中心となり、新入社員への研修のほか、社内ポータルサイトを通じた定期的な情報発信に注力しています。
欧州任天堂では、「CSR委員会」と専門の「CSR小委員会」およびその活動について新入社員向けの研修で説明しています。また「CSR委員会」は、CSR案件に関する情報共有と社員の認知度向上のため、CSR活動の内容を社内ポータルサイトに掲載し定期的に更新しています。年に一度の社員総会でも欧州任天堂の全社員に会社のCSR活動について最新情報を伝えています。
任天堂オーストラリアの「CSR委員会」は、地域社会のイベントに参加する機会を提供するなど、社員のCSRへの関心を高めるための取り組みを進めています。
任天堂に関わるすべての人とのコミュニケーション
任天堂の事業活動によるステークホルダーへの影響は多種多様です。「任天堂に関わるすべての人を笑顔にする」ために、ステークホルダーとコミュニケーションし、情報を適切に開示します。

| 任天堂に関わる人 | 活動 | 方法・手段 |
|---|---|---|
| お客様 | お客様に常に楽しく快適に遊んでいただくために、お客様からのさまざまなお問い合わせに対応する仕組みを整えるとともに、品質の高い商品づくりに努めています。 | お客様サポート窓口、ウェブサイト・SNS、CSR情報サイト など |
| サプライチェーン | さまざまな取引先の皆様と良好な関係を築き、よりよい商品をお客様に提供できる環境づくりに努めています。 | 「任天堂CSR調達ガイドライン」、「CSR工場確認」、第三者監査、CSR情報サイト など |
| 社員 | 社員一人ひとりが個々の強みを活かし、最大限に能力を発揮できる環境づくりを進めています。 | 行動規範、研修、健康相談、社内ポータルサイト、CSR情報サイト など |
| 環境 | 次世代を担う子どもたちにも継続的に笑顔を届けるため、よりよい環境を引き継いでいくことが重要な責務と考えています。製品においてもオフィスにおいても地球環境への配慮に努めています。 | 社内外のステークホルダーへの情報発信、製品・オフィスにおける環境配慮、CSR情報サイト など |
| 地域社会 | 私たちだからこそできる貢献を通じて、関わる人を笑顔にしたいと考えています。 | 社会貢献活動、CSR情報サイト など |
| 株主・投資家 | 株主や投資家の皆様への適時適切な情報開示を通じて、信頼関係の構築に努めています。 | 株主総会、決算説明会、経営方針説明会、有価証券報告書、コーポレート・ガバナンス報告書、CSR情報サイト など |
| 1889 | 山内房治郎が、京都市下京区にて花札の製造を開始。 |
|---|---|
| 1902 | 日本初のトランプ製造に着手。 |
| 1947 | 京都市東山区今熊野東瓦町に株式会社丸福(現・任天堂株式会社)を設立。 |
| 1951 | 任天堂骨牌株式会社に社名変更。 |
| 1952 | 京都市内に分散していた製造場を、京都市東山区福稲上高松町にまとめ、工場を設置。 |
| 1953 | 日本初のプラスチック製トランプの製造に成功、量産開始。 |
| 1959 | 本社を京都市東山区福稲上高松町に移転。 ディズニーキャラクターを使用したトランプを発売。 かるた自動裏貼機を開発し、かるた製造を自動化する。 |
| 1961 | 東京都千代田区に東京支店を設置。 |
| 1962 | 大阪証券取引所市場第二部および京都証券取引所に株式を上場。 |
| 1963 | 任天堂株式会社(現商号)に社名変更。 |
| 1970 | 大阪証券取引所市場第一部に指定。 |
| 1973 | 業務用レジャー・システム「レーザークレー射撃システム」を開発。 |
| 1977 | 家庭用テレビゲーム機「テレビゲーム15」、「テレビゲーム6」を発売。 |
| 1978 | 業務用テレビゲーム機を開発、販売開始。 |
| 1980 | 携帯型ゲーム機「ゲーム&ウオッチ」発売。 アメリカ、ニューヨーク州に現地法人 Nintendo of America Inc. を設立。 |
| 1981 | 業務用テレビゲーム機「ドンキーコング」を開発、販売開始。 |
| 1982 | アメリカ、ワシントン州に新たに現地法人 Nintendo of America Inc. を設立。 既存のニューヨーク州法人を吸収合併。 |
| 1983 | 東京証券取引所市場第一部に株式を上場。 家庭用テレビゲーム機「ファミリーコンピュータ」を発売。 京都府宇治市に宇治工場を設置。 |
| 1985 | ファミリーコンピュータ用ゲームソフト『スーパーマリオブラザーズ』を発売。 |
| 1989 | 携帯型ゲーム機「ゲームボーイ」を発売。 |
| 1990 | 家庭用テレビゲーム機「スーパーファミコン」を発売。 ドイツに現地法人 Nintendo of Europe GmbH(現:Nintendo of Europe SE)を設立。 |
| 1996 | 家庭用テレビゲーム機「NINTENDO64」を発売。 |
| 2000 | 本社を京都市南区上鳥羽鉾立町11番地1(現在地)に移転。 |
| 2001 | 携帯型ゲーム機「ゲームボーイアドバンス」を発売。 家庭用テレビゲーム機「ニンテンドー ゲームキューブ」を発売。 |
| 2004 | 携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」を発売。 |
| 2006 | 家庭用テレビゲーム機「Wii」を発売。 |
| 2008 | 携帯型ゲーム機「ニンテンドーDSi」を発売。 |
| 2011 | 携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」を発売。 |
| 2012 | 家庭用テレビゲーム機「Wii U」を発売。 |
| 2014 | 携帯型ゲーム機「Newニンテンドー3DS」を発売。 |
| 2016 | スマートデバイス向けアプリ『Miitomo』配信。 |
| 2017 | 持ち運べる家庭用テレビゲーム機「Nintendo Switch」を発売。 東京都台東区に任天堂販売株式会社を設立。 |
| 2018 | オンラインサービス「Nintendo Switch Online」を開始。 |
| 2019 | 東京都渋谷区に国内初のオフィシャルストア「Nintendo TOKYO」オープン。 |
| 2021 | ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに世界初の任天堂のテーマエリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」オープン。 |
| 2022 | 東京証券取引所の市場区分変更に伴い、プライム市場に移行。 |
| 2023 | 任天堂が制作に携わる初のアニメ映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』公開。 |
| 2024 | 京都府宇治市に任天堂がつくり続けてきた娯楽の歴史を知る・体験できる広報施設「ニンテンドーミュージアム」オープン。 |
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